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フリープランで金沢へ
フリープランは、特急列車や新幹線を使った金沢旅行を、おトクにそして便利にするスグレモノ。特徴や注意点がいろいろあるので、よく吟味して活用してください。
フリープランとは
行き・帰りの電車の切符と宿がセットになった、ツアーの一種です。「JR宿泊パック」とか「JRセットプラン」なんて呼ばれることもあります。
「ツアー」とはいっても、添乗員とか他のお客さんといっしょに観光地やお店をまわる、いわゆる「パックツアー」とはぜんぜん違います。完全な個人旅行です。行き・帰りの電車と泊まる宿が決まっているだけで、あとは全部自由行動。旅行はもちろん、出張や受験にだって使えます。
最大のウリは「おトク度」。他のどんな格安切符よりおトクになるケースも多いです。電車と宿をいっしょに取れて便利なのもメリット。とはいえ、おトクなだけに制限とか注意しなきゃいけないポイントもあります。自分のケースでは使えるのか、ほんとにおトクになるのかなど、しっかりチェックしてかしこく使ってください。
フリープランの特徴
- 旅行会社のホームページなどで予約する
- 泊まる宿と行き・帰りの電車を選んで申し込む
- 切符と宿を別々に取るよりおトクなことが多い
- 目的も日程も自由
ホームページから予約できるし、旅行会社とのやりとりもメールだけで済むので、お店に行く必要がなくて便利です。パックツアーと違って、日にちは申し込める期間から自由に選べるし、目的・使い方はあなた次第!
ここに注意
- 宿は、旅行会社が扱っている中から選ぶ
- 直前申し込みはできない(出発の5日くらい前まで)
- キャンセルの条件が厳しい
- 申し込みの時点では、切符が取れるかどうか分からない場合もある
フリープランで泊まれる宿は、旅行会社が扱っているところだけ。泊まりたい宿が決まっているなら、最悪フリープランをあきらめざるを得ない場合もあります。でも、金沢のたいていのホテルはラインナップされている、といってもいいでしょう。
突然思い立って「明日金沢に行きたい!」っていう時とか、急用などでも使えません。キャンセル料が発生するのも、ふつうに宿を取るより早いし、切符が届いてからのキャンセルは、みどりの窓口での手続きも必要だったりして、とってもめんどくさいので注意。おトクさの裏返しっていう感じでしょうか。
あと、1ヶ月以上先の予約の場合、ホームページでプランを検索して、「空きあり」って出たとしても、それは宿だけのハナシ。選んだ電車の指定席が取れるかどうかは、ホームページでの予約時点では分かりません。指定席が発売になるのは乗る1ヶ月前なんです。混むシーズンに使う場合、希望の電車を変えざるをえなかったり、最悪取消になっちゃうこともあるので、覚えておきましょう。
フリープランのキホンを押さえたら、次は実際に旅行会社のホームページで、金沢へのフリープランはいくらくらいなのか、どんな宿に泊まれるのか、行きたい日の空室があるか、などを見てみましょう。
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フリープランで泊まれる金沢の宿一覧(日本旅行)
金沢へのフリープラン事情
金沢行きのフリープランは、首都圏・名古屋圏・関西圏の「3大エリア」発はもちろん、中国地方発、九州発などがあります。首都圏発金沢行きのフリープランは、北陸新幹線の開業でガラッと様変わりしましたね。
首都圏発は、以前は上越新幹線と特急「はくたか」を乗りつぐルートでしたけど、今や北陸新幹線で一直線。名古屋発は特急「しらさぎ」、関西発は特急「サンダーバード」から北陸新幹線に乗りつぐプランです。中国地方・九州発は、新大阪まで山陽新幹線で、あとは「サンダーバード」と北陸新幹線で金沢を目指すルート。
東京発とか中国地方発みたいに、新幹線に乗るフリープランだと、列車の種類によって料金が変わることが多いです。北陸新幹線だと、いちばん速い「かがやき」は「はくたか」より高い設定だし、東海道新幹線も「のぞみ」だけ高くなっていたりします。あえて遅いほうの新幹線を選んで、多少時間がかかってもおトクに……というテが使えるわけです。