神戸から金沢へ電車で行くには?-ルート・料金・おトクな乗り方まとめ
神戸から金沢へ電車で行く方法と、おトクな手段をご紹介します。
神戸から金沢へ行くには、大阪駅に出て、特急「サンダーバード」に乗りかえるのが一般的です。特急電車は1時間に1~2本あって、所要時間は2時間半~3時間くらい。なので、神戸から金沢まで3時間~3時間半といったところです。
神戸~大阪間は新快速がベスト?
金沢行きの特急電車「サンダーバード」は、全部の電車が大阪始発なので、まずは神戸~大阪間の移動ですね。どの電車で移動するか?ですけど、いちばん速いのはJRの新快速。運賃も、神戸駅からならJRがいちばん安いです。神戸駅から25~30分くらい。
運賃については、出発駅が変わると微妙に事情が変わってきて、三ノ宮だとJRのほうが高いし、逆に兵庫駅より西でもJRのほうが高くなります。とはいえ、数10円の差なので、乗りかえの便利さを考えると、JRがベストかな、という感じです。
あとは特急電車で金沢へ
大阪駅に着いたら、特急電車が発車する11番のりばに乗りかえ。毎時1~2本ずつあるので、選択肢が多くて便利ですね。
特急電車は、1本以外全部金沢止まりなので、始発から終点まで行く感じでいちばん気楽なパターンです。京都を出て滋賀県に入ると、右に琵琶湖を眺められるところも多いです。北陸に入ると、天気がよければ遠くのほうに白山が見えるでしょう。
「サンダーバード」は、電車によって止まる駅の数が違うので、時間も2時間半ちょっと~3時間弱と幅があります。特急電車への接続がいい新快速に乗った場合で、神戸から金沢までだいたい3時間~3時間半くらいです。
金沢に着いたら
金沢駅は、なかなか巨大なつくりをしています。駅自体が巨大なら、駅前ロータリーも巨大。
駅周辺の宿に直行するなら歩いて移動できますけど、1~2キロ離れた繁華街あたりの宿や取引先に行くとか、まずは観光!っていうなら、このロータリーからバスやタクシーでの移動になります。駅の「兼六園口」を出たら、向かって左がバスターミナル、右がタクシー乗り場です。
金沢駅から離れた宿に直行するとき、頼りにしたいのは送迎ですけど、市街地の宿はどこもやっていないようです。タクシーに乗るか、宿から徒歩5分圏内にたいていバス停があります。
神戸~金沢の通常運賃・料金は?
指定席利用時(通常期) | 自由席利用時 | グリーン車利用時 |
---|---|---|
8,450円 | 7,920円 | 12,110円 |
※2022年3月現在
神戸から金沢へ電車で行くとき、ふつうに切符を買った場合の運賃+料金は、特急電車で指定席に乗ると8,450円、自由席だと7,920円です。この料金は、神戸から金沢まで通しで切符を買った場合の値段で、神戸から大阪まで私鉄で行くとか、JRでも大阪で一旦降りて買いなおす場合は変わってきます。
※金額はすべて2022年3月現在
神戸から金沢までおトクに行くには?
まずは、旅行会社の「フリープラン」をチェックしてみるのをおすすめします。行き・帰りの電車の切符と宿がセットになった、ツアーの一種です。「JR宿泊パック」とか「JRセットプラン」なんて呼ばれることもあります。
なんでおすすめなのかというと、他のどんな格安切符よりおトクになるケースも多いからです。電車と宿をいっしょに取れて便利なのもメリット。
「ツアー」とはいっても、添乗員とか他のお客さんといっしょに観光地やお店をまわる、いわゆる「パックツアー」とはぜんぜん違います。完全な個人旅行です。行き・帰りの電車と泊まる宿が決まっているだけで、あとは全部自由行動。旅行はもちろん、出張や受験にだって使えます。
とはいえ、おトクなだけに制限とか注意しなきゃいけないポイントもあります。自分のケースでは使えるのか、ほんとにおトクになるのかなど、しっかりチェックしてかしこく使ってください。
では、実際に旅行会社のホームページで、神戸→金沢のフリープランはいくらくらいなのか、どんな宿に泊まれるのか、行きたい日の空室があるか、などを見てみましょう。
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フリープランで泊まれる金沢の宿一覧(日本旅行)
※「出発地」を「首都圏」から「関西」に切りかえてください。
※「出発地」を「首都圏」から「関西」に切りかえてください。
神戸から金沢へ行くのに使えるおトクな切符は?
一方、フリープランが使えないなどの理由で格安切符を使うなら、「北陸乗り放題きっぷ」と「金沢・加賀・能登ぐるりんパス」の2つのフリーパスタイプの切符がラインナップ。「自由度」はそこそこありますけど、フリープランほどおトクにはならないですね。
どっちも、神戸から金沢周辺フリーエリアまで特急電車の指定席に乗れる往復切符に、エリア内の乗り放題切符がプラス。神戸エリアの主な駅の「みどりの窓口」や主な旅行会社で買えます。買えるのは1ヶ月前から前日までで、1人だと使えないので注意してください。
「北陸乗り放題きっぷ」は、福井の小浜から富山新潟県境に至るまで、特急・新幹線や元JRの地域路線も含めて、北陸3県が広々乗り放題。一方の「金沢・加賀・能登ぐるりんパス」は、乗り放題エリアは石川県内だけですけど、兼六園など観光施設の入場券が付いています。