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JRの特急「サンダーバード」

関西圏と北陸を結ぶJRの特急「サンダーバード」について、停車駅・車両・料金などをご紹介します。

JRの特急「サンダーバード」は、大阪駅と敦賀駅を結ぶ電車。JR西日本を代表する特急の1つ、といってもいいでしょう。1時間に1~2本走っています。

特急「サンダーバード」の停車駅は?

サンダーバードの停車駅は、全部で25往復も走っている中で、全体の3分の2くらいの列車は、途中新大阪・京都の2駅だけです。あとの3駅は、朝夕の通勤時間帯に何本かずつ止まります。

サンダーバードが大阪~金沢間を走っていた頃は、距離が長いぶん、列車ごとの停車駅のバリエーションも結構幅広くて、かかる時間も結構違いがありましたけど、今はあっても10分くらいです。
※停車駅・所要時間は2024年3月現在

JR西日本が誇る特急型車両

特急サンダーバードに使われている車両は、JR西日本の681系と683系。違いはほとんどありませんけど、いちおう683系がメインのようです。在来線の特急用車両の中では、JR西日本のみならず、JR全体でいちばん両数が多いとか。特急サンダーバードの便利さを表していますよね。

車両の特徴は、先頭車両が、流線型の「非貫通型」と平らな「貫通型」という、全然違う2つの「顔」を持っていること。同じ車両には思えません……。連結するときに便利なように、平らな先頭車両を用意しているわけです。

この681系と683系は、北陸と米原・名古屋を結ぶ特急「しらさぎ」など、北陸を走る全部の特急に使われています。特急サンダーバードで北陸から関西方面へ移動するときは、乗りまちがえないように気をつけてください。

特急「サンダーバード」の料金は?

  大阪 京都
敦賀 2,310
2,390
2,800
1,690
1,730
1,300
運賃
指定席特急料金(通常期)
グリーン料金

単位:円 2024年3月現在

JRの特急「サンダーバード」の大阪―敦賀間の運賃・指定席特急料金は、あわせて4,700円(通常期)です。

ちなみに、関西から金沢へ行くときなど、敦賀でサンダーバードと北陸新幹線を乗りつぐなら、両方の特急券をいっしょに買って、敦賀で改札から出なければ、別々に買った場合よりおトクになる特別料金が適用されます。ふつうに通しで買えば安くなるので、特に覚えておく必要はないですけど……。

サンダーバードにおトクに乗るには?

JRの格安切符もあるにはありますけど、まずは、旅行会社の「フリープラン」をチェックしてみるのをおすすめします。行き・帰りの電車の切符と宿がセットになった、ツアーの一種です。「JR宿泊パック」とか「JRセットプラン」なんて呼ばれることもあります。

なんでおすすめなのかというと、他のどんな格安切符よりおトクになるケースも多いからです。電車と宿をいっしょに取れて便利なのもメリット。

「ツアー」とはいっても、添乗員とか他のお客さんといっしょに観光地やお店をまわる、いわゆる「パックツアー」とはぜんぜん違います。完全な個人旅行です。行き・帰りの電車と泊まる宿が決まっているだけで、あとは全部自由行動。旅行はもちろん、出張や受験にだって使えます。

とはいえ、おトクなだけに制限とか注意しなきゃいけないポイントもあります。自分のケースでは使えるのか、ほんとにおトクになるのかなど、しっかりチェックしてかしこく使ってください。

では、実際に旅行会社のホームページで、特急サンダーバードを使う関西⇔北陸間のフリープランはいくらくらいなのか、どんな宿に泊まれるのか、行きたい日の空室があるか、などを見てみましょう。
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